楽しいこと。
2,3ヶ月あれば色々とあるもので、まずは講談の練習を体験した、ということ。
参加した際、聞くのとやるのでは大違い、「自分にあんな声が出せやしない」と思いながら練習を聞いていたが、実際にやってみると、意外と声は出ていたようで、悪くはなかったようだ。
しかし講談する人はすごい、スイッチがある。
今後も続けようかな、と考えている。
白州蒸留所へ行った、ということ。
これは良い体験ができた。サントリーの白州蒸溜所に行き、工場見学と試飲をすることができた。蒸留を2回行うのか、というのが発見だ。以下はそのメモ。
蒸溜は2回繰り返し行われ、2回目の蒸溜でアルコール度数約70%もある無色透明のホワイトスピリッツ、「ニューポット」が生み出されるのです!
この蒸溜工程でのこだわりは、大きさや形状の違う蒸溜釜を使用すること。白州蒸溜所では、「ストレート型」と「ランタン型」という2つのタイプの蒸溜釜を使用して、原酒のつくり分けを行っています。 さらに大きさ、蒸溜釜の首の角度の違いによっても、出来上がるモルトウイスキー原酒の味わいや香りの多彩性を生み出す秘密があるのです。
蒸溜したばかりの「ニューポット」は、香りや味わいも荒々しく、まだウイスキーと呼べるものではありません。この後、樽の中で長い熟成の時を経ることで、色や香味が変化していくのです。
(サントリーHPより抜粋)
ウイスキーは様々な要因で味が変わる。試飲ツアーでは、白州ウィスキーに仕上げるためのキーとなる原酒を3つ、そして白州をそれぞれテイスティングできるのだが、この体験が良い。それぞれの風味、味わいをじっくり説明を聞きながら体験できる。
ウイスキーの美味しさを久しぶりに味わえた気がする。普段、ここまで五感を使って味わうということがないため、まさに五感をつかった体験ツアーだった。
そして、山崎より白州の方が自分の好みなのだ、重厚よりも、爽やかでピート感のあるウイスキーが好きなのだと認識した。
この時、幸いにも白州12年を定価で買えることができた。どのタイミングで封を開けるか楽しみだ。
ついでに、最近コンビニでミニボトルの山崎と白州を手に入れることができた。
これはラッキーだ。飲み比べを楽しむことができるぞ。
Mac mini M4pro を買ったこと。
これは大きな買い物をした。正直、手元のM1 Pro Macbook Pro に困っていない。強いて言えばメモリ容量をもっと増やしたい、というところだ。
Mac miniを買ったのは、AIブームの中、openソースでかつlocalで使用できるLLMが増えているので、Mac上で動くLLMを使って遊ぶのにちょうど良さそう、というものだ。そのためにメモリも過去最大に増設している。
実際に、手元でLLMが動くのは小さな感動がある。自分だけのLLMがこのmac miniの中にいるのだ。色々なモデルを使って、自分好みの選択肢を持っていたい。
このLLMを活用するのは、自分の現在の境遇を反映したロールプレイをLLMに実施させ、それを第三者的に外から観察する、という一種メタ的な使い方を試している。
自分の悩みなのに、それを扱ってLLMがそのネタを展開してくれるのは奇妙だ。
考えていること
先ほどの"境遇"、というところに繋がるが、秋ごろに発生した組織変更に伴い、別のチームに加わった。私自身がやることが変わるのではないのだけども、そのチームのマネージャーの後任として今後修行していく、という事になる。
以前から周囲からは次はマネージャー、というように半分ネタでもありつつ言われてきたこともあり、組織変更前のチームでのマネージャーを今年来年で...と半ば期待していたが、そうはならなかった。
以前から次にやりたいことが発見できず、今の仕事に飽き飽きしている、さりとて外に飛び出す気概もなく、変化は望むが自らの力で行動を起こすよりも、流れに身を任せている、そんな状況で、外からの変化頼みになっている。
そうした中で、次何かと言われたら残るはマネージャー、しかし積極的ではなく受け身の姿勢でいたら、組織変更でまた先延ばしである。
そこで一つ衝撃で、来年から同期がマネージャーになるのだ。時間の問題ではあったので、それ自体が意外というわけではないのだが、それでも、自分よりも先にマネージャーになる、という事実が、私を焦らせるし、次のステージに上がれない自分の不甲斐なさに絶望する。
同期であるからこそ彼の良いところ嫌なところも見てきていて、距離が近い故に不協和音がするのが居心地が悪い。子供ができて価値観や生活スタイルが変わったこともある。
そうした、彼の築いていくネットワーク、言い換えればテリトリーが、想像すると居心地悪さから、外に飛び出したくなる。
これは自分の中の妄想のようなものとも言えるので、もっと冷静になって考えた方が良いとも思うのだが、どうも負の感情が拭えない。これが乗り越える壁の一つ、というものなのだろう。
とぐだぐだと書いてしまった。
じゃあ社内転職するか、外へ転職するか、だが、腰が重い。
妻に行動しないで文句言っているなと怒られるほどだ。
一方、その妻の方も色々あって、仕事面も体調面も不安定である。
そうすると、私の仕事はある程度安定していることで、生活の基盤を安定させる、という役割はやはり大きい。
となると、転職など大きな変化は、適切ではなく、いまの会社でどうリスタートしていくか、どう自分を満たせていけるか、の方向で考えていく必要がありそうだ。
と、いうことを考えている。
この視点は、以前も考えていたと思われる。そのうち薄れ、忘れ、悩み、同じことを考えるループにいるような気がする。
まあしかし。これは螺旋階段であり、そうした課題や悩みや壁に直面しながらも、同じ場所に留まっているわけではなく、前へ進んでいるのだと受け止めている。