ボール

を投げるばっかり。

課題を投げて、投げっぱなし。

自分の中で消化して行動にまで落とし込めてない。結果がどうだったかまで管理できていない。

ボールを投げてそれっきり。

それっぽいこといって満足。

偽善者。

机上。

生きてない。

 

それじゃいかん、と思って改めようとしてもとに戻る。

長続きしない。

自分が嫌になる。

消えてなくなりたい。

自分に絶望している。

 

その繰り返し。

心の起伏も低い。

自分の感情を偽り続けて。

もう素直にも目一杯にも自分の感情を表現できなくて。

 

アンプがほしい。

感情の増幅器がほしい。

感情に振り回されて疲れる、って言ってみたい。

感情を素直にアウトプットできるようになりたい。

それが生きるってことだろうから。

 

なんとなく生きてなんとなくを過ごして。

死ぬことはできないし、でも生きているって胸はっても言えないし。

まるでゾンビのような毎日。

っていうような歌がありそうな陳腐な感想だ。

 

そんな毎日を壊す度胸も勇気もなく。

安定を守るためにそうして生きて。

 

でもそんな毎日が実は尊いってことをどこか知っていて。

手に入れたくても手に入らない人は世の中たくさんいて。

普通の生活、ってやつを送れる事自体に価値があるのだろうと思う自分もいて。

足元なんて何かのきっかけですぐに崩れてしまうほど脆いってこともなんとなく分かっていて。

 

そうした奇妙なバランスの上で毎日は成り立っている。

そう、これは贅沢な悩み。

でも、切実な悩み。

 

この悩みは、行動することで消える。

一歩踏み出すことで消える。

じゃあその一歩、って何だろう?

とかそんなこと考えずに行動し続けること。

 

とか考えて行動しない自分。

だから腐っていく。

無限ループの中で腐敗していくような。

そうした自分に絶望しているような。

 

この絶望感は、ずっと抱えているし、これからも抱えていくのだろうか。

ぽっかり胸に穴が空いた状態。

エネルギーはそこから抜け落ちていく、ブラックホール

 

投げたボールは、その穴の中に吸い込まれていくだけ。

 

ばーか。