精神の伴走者を探せ

私は自分に甘い。一度休むとずっと休んでしまう。立ち上がるのに時間がかかる。

緊張の糸が続いているときは、特に深く考えることなく物事を続けていられる。それが当たり前だからだ。

しかし、一旦休んだり、立ち止まったりすると、そこから再び走り出すことが難しい。

休み癖がつき再開できなくなる。

 

やらなくて済む状態が続くと、状況に慣れてしまう。

焦る自分は隅っこにいるものの、楽な方を選ぶ。選び続ける。

それが普通になり、自堕落となる。

 

ところで、「いつでもチャンスを掴めるように、常に準備をしておけ」というような言葉がある。

これは、チャンスはいつ訪れるかわからないが、目の前に現れたときに、パッと掴めるように、いつでも対応できるよう準備しておくこと。言い換えれば、自分がなりたいもの、なりたいポジション、それにいつ成っても恥ずかしくないよう、普段から自分を鍛え成長しておくべし、ということだと理解している。

 

全くだ。

全く何も準備していない。

必要な状況にならないと、身が入らない。

そんな身が締まらない時に、精神の伴走者がいると心強い。

「あの人だったら、こう考えるだろう。こう行動するだろう。こう律するだろう。」

尊敬し、あの人のようになりたい。そう思える人。

そうした人物を、心の中に留めていたいのだ。