なんで苦手なんだろう

Facebookが苦手だ。

あれしたこれした、という話だったり、ニュースへの反応だったり、あるいはSNSバトン、なる繋がりへの参加、だったり。

何か、キラキラしたような雰囲気なのと、それに対する反応の数でその人の価値が示されるようなヒエラルキー感だったり、それに対する自信のなさ、とかがある。

反応で一喜一憂することが疲れるし、対人スキルが高くないと振り回されてしまいそうだ。

自分の日常の中で何かがあって、楽しかったり嬉しかったり悲しかったり、とにかくそうした出来事を、そのときに限らず、SNSに"編集して"投稿することは、その体験を再生産すること、あるいはそれに対するリアクションから新たな体験を生む、そうした連鎖を狙ってするのだろうから、かなり人為的なものだ。

やっぱり、人とキャッチボールがしっかり出来る人、更には複数人のキャッチボールもできる人、じゃないとうまく扱えない。

人の輪の中にいるのはどこか落ち着かない。少人数の方が自分のコントロールというか自分の影響力が分かりやすいが、大人数になればなるほど、自分の影響力が少なくなるあるいは存在感が小さくなる。

なるほど、そこに恐れを抱くのか。僕は影響力を持っていたいのだ。存在感を出したいのだ。

でもそれって、外からどう見えるか、の話。そしてそれを気にするってことは、自己肯定感が低い、って話でもありそう。

自己肯定感が高ければ、外からどう見られるかはそこまで気にしなくてすむはず。

だが一方で、心に平穏を保つために、人から遠ざかるところが僕にはある。

人の中で平穏を見つけられたらそりゃいいのだろうけど、どうも一人でいることの方を好む性質なのだ。

だから、自己肯定感を上げても、SNS上で居心地が良い、と思えることは無さそう。

それよりも、自分の時間を楽しむ方を頑張ったほうが全体的な幸福は上がりそうだ。

 

ただ、対人スキルは上げたいし、昔の友人とも付き合い直したいし、贅沢を言えば新しい友人も欲しい。

そしてそうした人との付き合いから、刺激をもらい、もっと楽しいことを発見したい。

 

一時期トライしてみたことはあるのだけど、なかなか結果が得られなくて少し寂しい。

自分の居場所と、少し挑戦できる居場所、それぞれ必要なのだ。