コーチング前とコーチング後

車を買ったことで心が充実している。

その前に触れておくことがある。人生で初めてお金を払ってコーチングを受けたことだ。

 

以前から気になっていたコーチで、3ヶ月のプログラムでコーチングを受けた。

色々な引き出しを持っている方で、コーチングの組み立ての中で流れが止まってしまうような場面があっても、技を持っているので詰まることはない。

また考えることを促進させるために、ツールを使って発想を広げることもされている。

こうした多彩なアプローチは勉強になる。

具体的には points of you というフレームワークで、絵を使って思考の枠をなくして自由な発想・イメージから物事を捉えていくというものだ。

私はそのなかで、砂漠と砂丘に続く砂の上の足跡、その上に広がる青空の写真を選んだ。

3ヶ月前は、どこを目指しているのか何をしたいのかも自分ではわからないような、ふんずまった感覚を持っていた。

そこから抜け出したい気持ちが強く、でもどうすれば良いかもわからない。

そんなときにコーチングに頼り、何か糸口を見つけたかった。

そこにフィットするのが、先ほどの写真だ。

どこに続くのかわからない砂漠の真ん中で、しんどさに耐えながら前に進んでいる姿。私はその当事者で、そして俯瞰してみたときに、その砂丘を超えた先に、何か違う景色が広がっていそうな期待を持っている。

砂漠と青空のコントラストが印象的で、自分の旅というのにフィットする。

 

3ヶ月後どうなったか?

仕事では副次的に新しいプロジェクトに参加することになり、役割を与えられてやることができた。

プライベートでは車を買って、自由が広がりウキウキしている。

砂丘を上がった先には、確かに違う風景が広がっていた。

そして3ヶ月後の私が引いたカードは、雨上がりの街にかかる虹、の絵だった。

砂漠はすぎ、雨があがり、街に活気が戻り、幸福を予感させる虹がかかっている。

占いのタロットではない。

自分で自分を導いていく。確実に前に進んでいる。動き出した自分の背中を押してあげよう。