僕には一人、考えがよくまとまっているな、と思う友人がいる。
彼はよく話すし、いろいろな事柄をよく考えているし、そのことについて自分の意見も
きちんと話せる。論理立てて説明が得意なタイプだ。
一方で僕は、感覚的な部分が多く、うまくまとまらないし説明も上手ではない。
言語化することが弱いのと、聞かれてから考えるようなタイプで、いつも引き出しをもているタイプではない。
この差は何だろう、と考えたときに出てくることは、
- 自分だったらどうするかの視点で情報に接する
- 考えをまとめる
- 記録する
- 繰り返し考えて深める
- そのことについて他人と話す
これが常日頃意識してできているか、かなと思う。
僕自身は同じことをずっと考えているようで思い返すだけで、考えを深め自分の意見を言葉にする、というところまで昇華できていないように思う。
考えを整理することが僕にとって重要なんだけど、あれこれ考えて散らばったままでまとまりがなく、そしてそれを忘れていくので、結局自分の意見としての引き出しは増えない。
「考えたこと」というよりも、「思ったこと」がふわふわと出たり消えたりしている状態だ。
これを自分の引き出しにしまう作業に落とし込むには、考える、まとめる、記録する、読み返しアップデートする、という作業が必要で、自分を振り返るとその手段としてはブログが適しているように思う。
そうしてブログを再開しようと思い、また忘れていく、、というのが僕の行動パターンだが、それでもいいのだ。
そう少しは思えるようになった。これが小さな良い変化かな。