僕のコーチングの目的

自分の中で、コーチングの目的というのが少し明らかになった。

 

何のためにコーチングをするか?

相手が自分自身を発見することの手助けする。

 

発見とは?

自分の深いところにある価値観や考え方に気づけること。

 

それがクライアントにとってどんなメリットがあるか?

自分はこういうことを大切に考えていたんだ、とか、自分にこうしたかったのか、こういうことを思っていたのか、とか、そうした様々な気づきがそこに起こると、それを気づかなかった前と後では、考え方や行動が変わるから。少なくとも、その後の生活に影響を与えると思うから。

 

なぜそう思うか?

自分自身の原体験として、同僚や友人らとコミュニケーションをして、深い話になった時に、何気ない問いかけがあり、それが自分では考えないような角度からの問いかけで、「あ、自分ってこういうことを大事に思っているんだ」という気づきがあって、それが新鮮で楽しかった。そのことが直接的に僕をどうこうした、ということはないが、少なくとも自分への理解をより深めることができたきっかけであった。

これって言い換えると、自分の可能性に気づけることだと僕は思う。そこに自信だったり興味だったり、そうしたものが芽生えて、それを意識するような行動に変わっていく。

つまり、クライアントに対して、そういうきっかけを提供できることは、大きな可能性の種を提供できることに他ならないと思う。

 

なぜコーチングである必要があるのか?

正直、コーチングでなければいけない、というのは現段階ではわからない。しかし、コミュニケーションのスキルとして、未来志向のスキルがコーチングであると理解しているので、コーチングを学びスキルを磨くことで、相手に対して発見を促すことが上手になれるという期待があるからコーチングを学び始めた。

 

どんなコーチングになりたい?

僕と会話したら何か気づける、発見できる、という期待を抱いてもらえるようなコーチ。そうしたワクワク感を持ってもらえるコーチになりたい。

 

 

原体験としてはやはり、自分自身を発見する、その新鮮さや面白さが根底にあることが明らかになった。

成長するため、というのはどうも僕にはフィットしない。成長は与えるようなものではなく、振り返って気付くものだと思うから。

そうであるなら、僕はコミュニケーションの中でワクワクとか面白さ、というのを見つけ対し、提供していきたい。そしてその面白さの種というのは、相手の中にあるものを発見することだ。相手のなからからそれを引き出すこと。その過程で、自分も楽しんじゃう。へ〜、そういう考え方あるんだ、そういう見方もできるんだ、みたいな。

その引き出し方が上手であれば上手であるほど、美しい。そこに腕の見せ所があり、職人技のようなコーチングが常にできるようになりたい。

僕にしかできない、僕ならではの職人技。

今日の授業を受けて、このあたりの輪郭が見えてきたので、整理のために書き留めておいた。

progressing!!