コーチングを受ける

さて今度はコーチングを受ける側に回った。

テーマはキャリアに関する悩みだ。

 

ここのところずっと悩んでいること。モチベーションが上がらない要因として以下が挙げられる。

  • いまの仕事が縮小傾向にあり仕事がどんどんつらくなっていきそう
  • 自分の方向性やこだわりは、メンバーにはあまり必要を感じていない可能性とそのギャップ
  • チームとして同じベクトルか微妙で、常にその調整をしていることに疲れた
  • 家族との時間を優先したいが、管理職になると仕事優先の時間が増え、家族との時間が失われ結果家庭がうまくいかなくなる懸念
  • 新しい環境で新しいことがしたい
  • しかし自分が何をしたいのかもよく分からない

そんなことを話しながら、いまの仕事の最初の方を振り返ると、こんな言葉がでてくる。

  • まずは一人前になることを目指して頑張ってきた
  • ある程度慣れてくると見えてくるものがあるので、そこで意見や提案、こうした方がよいということが出てくる
  • その後理想と現実のギャップで苦しむ (イマココ)

じゃあ何に苦しんでいるのかというと、自分の理想があって、それをチームメンバーに共感をしてもらって実現ができる、というようなことが起こらないことだ。

私の必要はメンバーの必要ではないかもしれない、という推測と諦め。

コロナによりコミュニケーション量も減り、腹を割って話す、ということもない。
そうした環境が続き、諦めが大きくなり疲れてしまったのかもしれない。

そこで思い返すのは、自分の理想は何か、だ。

自分の理想に叶うチームを作りたい、具体的には、自分達の使命に対して前向きに取り組み、スキル向上のための活動を絶えず行いチームで連携してより良くしていくこと。改善すべき点は改善し、できる事を増やしていく。それぞれが主体的に働きかけ合い、見捨てることなく一体となって進んでいく。

そうしたことが理想だが、現実はなかなか難しい。

それぞれのスタイルもあるし、目指しているもの、目指さないもの、必要と思うもの、そうしたゴールが異なる。

そう感じているし行動からも読み取れる。

でも、だ。互いに仕事のことについて、理想や目標、といった個々人の思うところについて会話したことはない。それが、モヤモヤポイントとしてずっと残っているのだ。

微妙に異なるそれぞれのベクトル。そのズレを感じたままやることに疲れた。

 

だから、自己開示をする。自分はこう思う、これが必要だと思う。他の人はどうだろう。意見を聞く。

 

その結果、どういう反応があるかは聞いてみないと分からない。自分の頭の中の想定ばかりで疲れている部分がもしかしたらあるかもしれない。

まずは相手を知ることから始める。

そのために、自分のwant / can / should を人生/仕事/家庭 という軸で整理しておくと良いよ、というアドバイスを頂いた。

 

上手くいかない状況は必ずある。そこで悩んで苦しんでいて、そうこうしているときに、ふと出会いがあるのだと。それによって下がった波が、また高い波に戻るのだと。
もう少しで一つ上のステージにいけそうだと思うと言っていただけた。

 

その言葉を胸に、いまの苦しい状況を乗り越えるため、それをやっていこうと思う。