一つ上手くいくと楽観的になる

一つ前の記事で、リーダーとしての課題を認識しつつ、そもそもリーダーやってて楽しいの?自分はどうしたいの?という根本的な問いも抱えるようになった。

それと、自分には相談できる相手がいないのでは?いや、そもそも相談苦手な性質なのでは?という問いもある。

 

後者については引き続きどのように取り扱おうか、というところなのだけど、前者について。

その翌日に仕事で問題が発生して、後輩君は少し積極的に関わってくれるようになったのだ。これは、後輩君の意見を聞いたことと、かっこ悪いと思われた僕の行動の意味を話したこと、が関係していると受け止めている。つまり、相手の話を聞いた、という行動が小さな良い結果に結びついたと学べる機会だと思っている。

また、仕事をしないおっさんは相変わらずだけど、違うメンバーにももっと関わってもらえるように、仕事をお願いすることをして、文句なく行動してくれた。これまではあまり関わってこないようなポジションを取っていたものの、今回の件は具体的な行動を取ってくれていて、これも良い影響だった。

その中心としては、もう一人のメンバーが矢面に立ちしっかり対応してくれていることが、周囲を安心させていてるのかもしれない。彼は彼で、もっと広い視点が必要なのだけど、それを持てるようにすることは、私のやるべきことでチャレンジのところだろう。

こうした、1つチームの連携が上手くいった案件があると、ちょっと嬉しいというかよしよし、と思う。みなが同じ課題認識をして、そのことに向けて話をする、つまり同じピンチを抱えてどう解決するか、を一人の範囲でできることは一人で、なのだけど、チームで協力する必要があるときに、うまく協力できた、というのが今回のケース。

こうしたケースっていつもあるわけではないから、だからこそ日々期待してがっかりして不満に思って、の繰り返しの中でこういうケースが出ると信頼ができて、でもまた不満に思って、のループ。

ここから脱したい。

不満に思うのは、私の側で変えられる点を変える、しかできない。ブレークダウンするとこうだ。

コントロールできること

  • 自分が相手に期待することをやめるか抑える
  • 自分の言動を抑えて、相手に委ねる
  • 依頼する場合は、明確な指示にする

コントロールできないこと

  • 自分が望む行動を相手がとるようにすること(相手は相手のやり方がある)
  • 相手を変えようとすること

 

自分の都合よくはいかない、ってのを念頭におかないと、いつも不満に包まれてしまう。

自分目線ではなく、相手目線で考え言動する、の意識を毎回忘れてしまうので、ここを肝に銘じないと。

相手は自分ではないのだから、言わないと分からない。もっと具体的に言わないと、相手に伝わらない。伝え方を間違うと、聞く耳もたれず行動につながらない。

 

ピンチの時は結束しやすいが、ピンチではない時こそこの辺りを気をつけないと、何も進まないんだよな。