最近、自分には病理があるな、と思う。
- 理想と現実の差に悩み不安になり落ち着かない。
- モノを捨てられない。手放せない。
前者は、できて当たり前、的な部分が自分の中にあり、あれもこれも出来ていた方が良いと思い、あれもこれも手を出しその結果何一つ身にならない。しかもどれもある一定のレベル以上を満たすことが必要、と完璧主義的な思考に縛られていて、理想が高い。
しかし現実はどれも身にならず、すぐに飽きて次の興味に移る。落ち着かないのだ。
さらには質を求めつつも、苦しいことは避けようとするので、中途半端。
こうした結果、自分に自信が持てない。
後者は、私は本をたくさん持っているのだけど、読んでいない本も多くありつつ興味が湧いた本は次々と買ってしまう。その結果どれも捨てずにため込む。
本も、あれこれ知識や知見を獲得したいと思い読むはいいが、買って満足読んで満足で、実践や身になることの方が少ない。興味が次に行ってしまう。
インプット過多で、アウトプットできていない。量も質もアウトプットが足りないのだ。
身にならないので、どれもまた読もうと思い手放せない。また読もう、読める可能性を残しておきたい。それで手放せずためていく。捨てようとするのだが、どうしても捨てれない。執着してしまう。
書いていて思ったが、共通するのは、どれも一つのことを身にならず次に移ってしまい、そのループに陥っている。何一つ達成できず自信もつかない。
これが私の病理である。
ここから抜け出すことに向けて、きっかけを先日得た。
自己分析をある人とやったのだが、その結論として一つのことに集中してそれをしっかり極めること、が私のアクションプランとしたる。
理想が高いくせにあれこれ手を出してどれもままならない。この負の連鎖を断ち切るには、まずは一つのことをやり抜き達成する、納得することが必要。
現実を見ろ。理想ばかり求めてその努力もなく、あるいはその努力の仕方が間違っていて、結果自分を苦しめている。そのことにようやく気づけた。
そこから私の病理の治癒が始まる。
まずは、某漫画であったセリフを思い出すように、一つのことを極めろ、だ。